たつき監督問題
おはこんばんにちは、つい昨日のことですが12話の間ケモノフレンズを指揮していた、我らがたつき監督こと尾本達紀監督がTwitterでケモフレの監督から降板することになったと呟きました。snsを始め、ラインニュースでもこの話題が取り上げられるほどで、1日経った21時半現在では当該ツイートが30万RTを超える勢いで拡散されて行っています。アニメーション界以外でも声優の方々や絵師さんも各々関係するツイートをしてます。
突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました。ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です
— たつき/irodori (@irodori7) 2017年9月25日
そんな時に知ったのですが、ケモノフレンズなどのアニメーションはKADOKAWA(株)が主に担当しており、カタカナ表記のカドカワとは別の会社であります。多少の関係はあるようなのですが一貫して非常に分かりづらいのでこのブログでちょっと調べてみることにしました。
まずカドカワ(カタカナ表記)について
Wikipedia には以下のように書いてあります。
カドカワ株式会社(英: KADOKAWA DWANGO CORPORATION)は、2014年10月1日に設立された日本の持株会社。ネットワークエンタテインメントコンテンツやシステムの開発・運営を行うドワンゴと、出版・映像を中心としたコンテンツ制作・販売を行うKADOKAWAを傘下に持つ。2015年10月1日より、KADOKAWA・DWANGOより社名を変更。
これを見るだけでわかるように、映像コンテンツはカドカワの子会社であるKADOKAWAが主に担当してます、このカドカワが作られたのは2014年5月に株式会社ドワンゴと株式会社KADOKAWAが互いの利点を活かすために持ち株会社を作るという合意がなされた事によって作られました。当初はKADOKAWAという名前で行なっていましたが、2015年に商号をカドカワに変更しており、今では株式会社KADOKAWAと株式会社ドワンゴの株式をどちらも100%保持しており完全子会社化しています。
因みにこのカドカワの株式を最も多く持っているのが初代KADOKAWA,初代ドワンゴの代表取締役社長であり現在はカドカワの取締役社長をしている川上量生さんです。統合時はドワンゴの会長を務めていらっしゃいました。
要約するとこんな感じです
1954年 角川設立
1997年 ドワンゴ設立
2006年 角川が角川GHDに社名を変更
2014年 KADOKAWA とドワンゴが提携し、 KADOKAWA -DOWANGOを設立
2014年 KADOKAWA とドワンゴが互いに持ち株を全てKADOKAWA-DOWANGOに移し同時に上場廃止(子会社化)
2015年 KADOKAWA-DOWANGOからカドカワに社名を変更
ドワンゴも角川も互いに色んなところを統合したり、自分の事業内容を分割したりしててかなりややこしいです。
ただしアニメに関して言えることは、角川アニメを取り仕切っているのはKADOKAWA であり、あくまでカドカワはKADOKAWA の親会社だってことです。苦情ならカドカワじゃなくてKADOKAWA に行ってください。というお話でした。