孤高の大学生ブログ

趣味に研究に取り組む貧しい大学生のブログ 身の回りの事や1日の中で気になったこと、自分の研究のことについて書いていきます。研究内容は麹菌の出すチロシナーゼとアミラーゼについて

100万円かけて納屋を改装した話

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おはこんばんにちは、久し振りに一人暮らしの住まいから実家に帰って見ました。一人暮らしの生活も良いですが実家のどことなく安心できる空気は時々恋しくなるものですね。所で自宅に帰って見たら大きな変化が。元々祖父が使っていた倉庫(祖父はコメ農家で栽培したお米を倉庫にしまってました)からそれまでにはなかった謎のパイプが。親に聞いてみると倉庫の中身を全て取っ払って改装をしたとの事。

 

 

中にあったお米は隣の駐車場に保管庫を設けてそこに全部詰めていました。なぜわざわざ倉庫を改装したかと言うと少し前にさかのぼります。祖父は御歳80近くになり、それでも実家の2階に部屋を持っていました。もちろん実家は最近はやりのバリアフリー化などされておらず、急な階段を上り下りして毎朝毎晩トイレに行ったりお風呂に行ったりしていました。また、僕の親ともあまり仲が良くなく(具体的な話は省きますが)親は祖父が一階に降りてくるのも嫌な様子。そんな時事件が起こりました。

 

 

ある日家に帰ってみると祖父の頭に大きな痣が、若干ですが血もにじんでいました。スーパーへ買い物に行く途中に足をふらつかせて受け身も取れないで頭からこてんと転んだようです。幸い大ごとにはならなかったのですが、念のためかかりつけの病院へ連れて行くと顔馴染みの先生から「歳をとると足腰が弱くなるのもあって、今の急な階段では危ない。直ぐに部屋を移すなりして危険を減らすように」と言われました。

 

 

 

二階へ行くのには例の急な階段を上り下りするしか行けないので、必然的に部屋は一階に絞られます。そこで親が反発。親が几帳面な性格な一方、祖父はかなり大雑把な性格。家が散らかると言ってバチバチに…

そこで家族会議をした結果、以下の選択肢に絞られました。

 

1.このまま祖父の部屋は2階で過ごしてもらう

(費用的には1番安い)

2.部屋は2階のままだが代わりに階段に簡易エスカレータを付ける(多少費用は掛かるが安全ではある。今なら30万も出せば取り付けられるらしい)

3.祖父を老人ホームに預ける(親が支持。母方の祖母がお世話になっていた事もあり、至れり尽くせりである事も知ってた)

 

そして4番の納屋の改装です。結果的には納屋を改装することに決まったのですが、これに決まるまではいくつか問題があったようです。

 

 

1つ目が、納屋は物置として長年使っていた事もあり埃だらけ、農機具関係のものも散乱しておりこれらをどのに置くかが問題でした。

 

2つ目は予算の問題。その時はいくら掛かるかわからなかったのですが、1番費用のかかる選択肢でした。

 

 

一つ目の問題は初めに行った通り直ぐ横の駐車場にほぼすべてのものを移すことで解決しました。農機具は畑近くの倉庫に全部移しました。お米も下にコンクリートブロックを置いてその上に保管庫を乗っけてます。

 

2つ目。問題の費用です。こればかりはいくらかかるか見当もつかなかったので近くの工務店さんに見積もりを出してもらいました。その結果がこちら💁‍♂️

 

8   0   万   円  

 

納屋の改装に80万円…高いのか安いのか…グループホームに行くよりは安いと思いますがなかなか即断できる値段ではない。(因みにあくまで施工料金が80万なので掛かる費用はもっと上)

そこから先は我が家の経済状況なので僕には図りかねますが結果的にGOサインが出ました。ここからは完全に伝え聞いた話になります。気になる施工期間はおおよそ2週間だったそうです。倉庫の広さが本当に一部屋くらいしかないので確かに狭いといえば狭い部類に入るとはいえ、意外と早く終わりました。埃まる家の倉庫が見事に変わっていました。壁はきれいにされ、ぼろぼろの床も見事にフローリングに。洗面台とクーラーが設置されていました。

 

正直な感想。。。約100万円でこれなら。。。安い。。。

 

鍵だけはもともと引き戸だったのもあって、中からも外からも開けられる3桁の南京錠になっていました。ちなみに電気は人感センサー内蔵。夜暗い田舎でも扉を開ければ電気がつきますし、何より消し忘れの防止になるのが使ってみてよかったらしいです。

 

1階なのもあって、そこまで施工自体が大変ではなかったのもあったのかかなりお得といっていい出来でした。素人目に見ても。

 

もともとの部屋からベッドと電子レンジ、冷蔵庫と最小限の服、それとtvくらいしか持ってくる必要もなく、何か足りなくなったらすぐに2階に行って取りに行ける。部屋も片付き、家族の目も届きやすくなった。ある意味いいことづくめでした。

 

倉庫はなくても、簡易的なプレハブを作って同じようなことができます。(庭があれば)家族の近くにいながら、生活スタイルを一新できるこんな方法があったとは。皆さんもぜひ試してみてとおすすめする話でした。

 

後日談

実家に帰って大人数での食事を楽しんだ結果今少し寂しいです。急に朝晩が冷えてきたのも心理的に哀愁を漂いやすくしているのかもね。